誰にでも,チャンスはある。1度や2度ではなく,そのチャンスは必ず訪れる。が,それを捕まえるか,逃すかは,あっさりと決まる。iTunesのインストール時に無理やりクイックタイムもインストールして,さも当然のような顔をして騙しているアップルが,本当に嘘をつかずにすませられるかどうかは,もう選択が迫っている。
quote:わたしたちはiPodビデオのために,ここにあつまった。果たしてiPodビデオのリビジョン2のために,スティーブ・ジョブズとアップルにどんな変更点をお願いすればよいだろう。たとえば,DivXのサポート,ブルートゥースヘッドセットのサポート,16:9のアスペクト比,200GBのドライブ…。あなたの願いを,コメントで教えて欲しい。
この記事には現時点で170以上のコメントが付いていて,関心の高さがうかがえる。コメント内にあるのは,DivXのサポート,バッテリーの延長,ブルートゥースのサポート,16:9のスクリーン,ビデオカメラ(iSightのカメラ),ワイヤレス・ヘッドフォン,FMチューナー,Wi-Fi接続,ボイスレコーダー,…などなどたくさんある。また,クイックタイムかiTunesでの,AVIやWMAのMOVファイル(クイックタイムのファイル)への変換を求める声もある。
もちろんFMチューナーやDivX-AVI,WMV・WMAのサポートなど,いまのアップルが絶対にやらないことも多い。でも本当は,すぐにでもクイックタイム・プレイヤー・デバイスとして売り出すのがいちばん賢いことは確かだ。DivXもコーデックの追加で問題なく再生できるようになるし,クイックタイム・プロの契約者も増えるだろう。クイックタイムのよさを明確にアピールできるチャンスとなる,のだが…。…,まっ,アップルはiPodのことでは頭がおかしいので,そんなことは絶対できないけど。
|